世の中の流れが貯金から投資に移り変わっている昨今においては、仮想通貨投資にも注目が集まっています。
とはいえ、仮想通貨には数えきれないほどの種類がありますので、
「どれを購入すればいいの?」
となってしまっている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、仮想通貨とは何か、何を基準に購入する銘柄を決めていけばいいのかということについて詳しく解説していきます。
そもそも仮想通貨って何?
仮想通貨というのは、その名の通り実体のない通貨のことを指します。
円やドルなどとは違い、コインやお札がなく、全てデータで管理されています。
また、法定通貨とは違って中央管理者がいないということも、仮想通貨ならではの特徴と言えるでしょう。
仮想通貨投資を始めるメリット、デメリット
では、そんな仮想通貨を始めるメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット
仮想通貨投資を始めるメリットは、
- 経済に強くなれること
- 短期間で資産を増やせる可能性があること
- 決済手段としても使えること
です。
仮想通貨投資を始めることによって、世間、あるいは世界がどのような流れになっているのかを把握できるようになりますので、経済に強くなり、尚且つ投資スキルも磨けるようになるのです。
また、仮想通貨は他の投資商品に比べてボラティリティ(値動きの幅)が高いと言われています。
そのため、上手に運用することによって、短期間で資産を増やせる可能性が高くなるのです。
実際に仮想通貨で億の資産を築いた「億り人」なども登場していますので、
「効率的に資産を増やしたい」
と考えている方にも最適の投資対象と言えるでしょう。
さらに、仮想通貨は投資商品としてだけでなく、決済手段としても活用できます。
仮想通貨は中央管理者が存在せず、国による垣根などもありませんので、いつでもどこでも気軽に使えるのです。
デメリット
仮想通貨投資を始めるデメリットは、
- 資産を大幅に減らす可能性があること
- 銘柄選びが難しいこと
です。
先ほども解説したように、仮想通貨はボラティリティが激しい投資対象となり、上手に運用すれば短期間で資産を増やせるようになりますが、間違った方法で運用したり、銘柄の選び方を間違えたりすると、短期間で資産を減らしてしまいます。
また、世の中には数えきれないほどの銘柄が存在し、中には詐欺コインと呼ばれるものもありますので、慎重に購入する仮想通貨を探していかなければなりません。
仮想通貨は何を基準に選ぶべき?
では次に、仮想通貨を選ぶ時に意識すべきポイントや、購入基準について詳しく見ていきましょう。
取引量をチェックする
購入する仮想通貨を選ぶ時には、口座開設をしている取引所でどれくらい取引されているのかを確認する必要があります。
取引量が多い銘柄を購入することによって、売りたい時にすぐ売れて、買いたい時にすぐ買えるようになります。
逆に、取引量が少ない場合は、思い通りの取引が行えなくなり、チャンスを逃したり、損失を膨らませてしまったりする可能性が高くなりますので注意してください。
将来性をチェックする
仮想通貨に限った話ではありませんが、投資をする際は将来性についてもしっかりとチェックしておかなければなりません。
将来伸びる可能性がある仮想通貨を購入することによって、大きな利益を手にできる可能性が高くなります。
将来性をチェックするためには、
・出資先の企業(規模と数)
・その銘柄ならではの特徴や強み
などをチェックしておくことが大切です。
時価総額をチェックする
時価総額で選ぶということもかなり重要です。
なぜなら、時価総額が高いということは、それだけ多くの投資家から評価、あるいは期待されているということだからです。
また、仮想通貨の開発にはかなりのお金がかかっています。
時価総額が高いということは、運転資金が枯渇する可能性が低く、さらなる開発を行える体力があるということですので、安心して運用できる可能性が高いと言えるのです。
初心者におすすめの仮想通貨って一体どれ?
では次に、初心者におすすめの仮想通貨とその特徴について詳しく見ていきましょう。
ビットコイン
ビットコインは、仮想通貨を代表する銘柄と言っても過言ではありません。
というのも、ビットコインは2008年に「サトシ・ナカモト」という人物が構想し、それをもとに開発された世界初の仮想通貨なのです。
現在ではかなりの数の銘柄が登場していますが、ビットコインを知らない方はほとんどいないと言っても過言ではない程有名ですので、
「まずは有名な銘柄に投資をしたい」
と考えている方は、ビットコインを選んでみてください。
イーサリアム
ビットコイン以外の銘柄のことを「アルトコイン」と呼びます。
イーサリアムは、アルトコインの王様と呼ばれるほど人気が高く、時価総額、取引量ともに安定しています。
スマートコントラクトという、デジタル上で契約や取引を完結させられる仕組みを用いていますので、将来性にも期待されているのです。
ブロックチェーン技術が用いられているため、改ざんなどの不正も防げます。
非常に将来性が高い銘柄となっていますので、気になる方は是非購入してみてください。
ポルカドット
ポルカドットは、ブロックチェーン同士を繋いで手数料の削減や取引の高速化を目指すことを目的としたプログラムのことです。
今紹介したビットコインやイーサリアムが持つ「スケーラビリティ」という問題を解消できる可能性が高いとして注目を集めています。
登場は2020年と比較的最近ですが、現在においては時価総額上位に食い込んでいますので、将来性に期待できると言えるでしょう。
リップル
リップルというのは、国際送金に重点を置いた仮想通貨です。
「リップル・トランザクション・プロトコル」
という送金システムを用いていることから、短時間且つ低コストで国際送金が行えるようになります。
このようなことから、国際送金を変える仮想通貨として注目を集めています。
時価総額も比較的高く、ある程度の知名度を誇る仮想通貨となっていますので、初心者でも手を出しやすいです。
ライトコイン
ライトコインというのは、先ほど紹介したビットコインをベースに作られた仮想通貨です。
日本で初めて誕生した仮想通貨としても注目を集めています。
投資目的としてだけでなく、
・投げ銭
・決済手段
としても使われることが多くなっているため、利便性を重視している方に最適と言えます。
仮想通貨はどこで買えばいい?
仮想通貨には様々な種類があり、それぞれで特徴が異なります。
ボラティリティが高い投資商品となりますので、リスクを恐れて行動しない方も多いのですが、初心者の方は、
「とりあえず始めてみる」
という意識を持つことが大切です。
仮想通貨は少額からも購入できますので、本気で挑戦したいと考えている方はひとまず始めてみましょう。
とはいえ、仮想通貨を購入するためには取引所で口座開設をする必要があります。
ただ、国内には様々な仮想通貨取引所が存在していますので、
「どこを使えばいいの?」
となってしまっている方もいると思います。
そのような方は、取り扱い銘柄数が多く、利便性や操作性の評判も高い「bitFlyer」の利用がおすすめです。
bitFlyerは、口座開設が物凄く簡単なことでも有名ですので、取引所選びで悩んでいる方は是非試してみてください。
まとめ
仮想通貨投資には様々なメリット、魅力があります。
投資ですから、リスクやデメリットももちろん存在していますが、上手に運用できれば効率的に資産を増やせる可能性が高くなります。
とはいえ、仮想通貨には様々な銘柄があり、それぞれで特徴が異なりますので、今回紹介したことを参考にしながら、自分にぴったりの銘柄を探していきましょう。