メタマスク(MetaMask)が詰まって動かなくなった場合の3つの対処法

こちらの記事では、「メタマスク(MetaMask)が詰まって動かなくなった場合の対処法」についてわかりやすく解説していきます。

NFTの購入時などに送金が保留状態になる「トランザクション詰まり」は頻繁に発生します。

時間のあるときは良いのですが、NFTの早押しなどに参加しているときに「トランザクション詰まり」が発生してしまうと焦ってしまいますよね。

そうならないためにも、こちらの記事を参考にして対処法を学んでおきましょう!

目次

「トランザクション詰まり」とは

仮想通貨の送金時に保留状態が続いて送金処理が完了しないことを「トランザクション詰まり」と呼びます。

トランザクションとは、英語で「処理」「取引」「議事録」などを意味する単語であり、 簡単に説明すると、送金申請から完了までの間に行われる一連の流れのことだと思っていただければ大丈夫です。

トランザクションが詰まったときの3つの対処法

メタマスクのトランザクションが詰まったときの対処法は、以下の通りです。

3つの対処法
  • アカウントをリセットする
  • ガス代を追加してスピードアップ
  • メタマスクを再インストールする

アカウントをリセットする

以前twitterでも紹介したのですが、トランザクションが詰まったときにまずやってほしいことは、「アカウントをリセットする」という方法です。

「アカウントをリセット」といってもアカウントが削除されるわけではなく、キャッシュを削除するようなイメージなのでご安心ください。

私はこのやり方でトランザクション詰まりが解消しました。

アカウントのリセット方法

拡張機能の「メタマスク」を開きます。

右上にあるアイコンをクリックし、続けて「設定」をクリックしてください。

こちらの画面が表示されたら、「高度な設定」をクリック。

下にスクロールすると「アカウントをリセット」と出てくるので、そちらをクリック。

最後に確認で「アカウントのリセット?」と出てくるので、「リセット」ボタンをクリック。

これで、アカウントのリセットは完了です。

トランザクションの詰まりが解消されたか確認してみましょう!

ガス代を追加してスピードアップ

ガス代の設定が低いと、トランザクションを実行してもなかなか成功しないことがあります。

そんな時はガス代を追加して、スピードアップしましょう!

メタマスクのアクティビティ(Actibity)一覧より、詰まっているトランザクションの履歴を見つけ、再度ガス代の設定を行えばスピードアップさせることが可能です。

スピードアップの手順
  • メタマスクのアクティビティ(Actibity)より、「Speed Up」ボタンを選択
  • 「市場」を選択
  • ガス代をどの程度追加して払うか4つの中から選択
    • 10%の増加…はじめに払ったガス代から10%分だけ追加する
    • 市場…市場のガス代にあわせて追加する
    • 積極的…市場のガス代より30%ほど上乗せして追加する
    • 高度な設定…自由にガス代が設定できる
  • 「送信」を選択

メタマスクを再インストールする

最後は「メタマスク」を再インストールする方法です。

このやり方は最終手段です。リセットやスピードアップでも解消されなかった場合のみ、お試しください。

メタマスクの再インストール方法は以下の通りです。

メタマスクの再インストール方法
  • シークレットリカバリーフレーズを確認
  • メタマスクを削除
  • メタマスクをインストール

シークレットリカバリーフレーズの確認方法はこちらの記事を参考にしてください。

メタマスクを再インストールする際に必要になるので、メタマスクを削除する前にシークレットリカバリーフレーズの確認をおこなってください。

まとめ

今回は、メタマスク(MetaMask)が詰まって動かなくなった場合の3つの対処法について解説しました。

ほとんどの場合、最初に説明した「アカウントのリセット」で解消されるかと思いますが、それでもダメなときは「スピードアップ」や最終手段の「メタマスクの再インストール」を試してみてください。

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